むくみを予防・改善するための生活習慣を身に着けよう!

寝起きや、疲れを感じた時、飲み会の翌日など・・・むくみを感じる事は結構ありますよね。
足や顔などひと目に触れる部分に起こるので、女性の方は特に気になると思います。
むくんだ状態が続くと、体がだるくなり、疲れやすくなってしまうこともありますし、ダイエットの天敵「セルライト」ができる原因にもなります。
ということで、今回は、むくみを予防・改善するための生活習慣について書いていきたいと思います。
塩分の高い食事を摂りすぎないように注意しよう
あくまで一部ですが、塩分の高い食事には以下のようなものがあります。
・梅干し
・ラーメン
・漬け物
・味噌汁
・かまぼこなどの、魚の練り製品
・ハムなどの加工品
etc.
もちろん、これらの食材自体が悪いというわけではありませんが、食事全体のバランスを考えるためにも、塩分が高めの食材やメニューは頭に入れておいた方が良いと思います。
むくみに繋がりやすい食べ物の共通点は「塩分」
塩分の高いものを摂取すると、脳が体内の塩分濃度を下げようと、水分を取り込むよう指示を送ります。
「塩分の多いものを摂る→喉が渇くから水分を摂る→むくむ」というイメージを持っている人が多いと思いますが、体外から摂取しなくても、脳が体内に存在する水分を細胞内に取り込んでバランス調整をするように命令を出すという事ですので、水を飲むのを我慢したとしてもむくみは起こってしまうんです。
ですので、そもそも塩分濃度の高い食べ物を食べ過ぎないように注意することが必要です。
水分不足が「むくみ」を引き起こす事を知っていますか?
また、日頃から水分が不足しがちな人は、血流や新陳代謝が鈍って、慢性的にむくんでしまうこともあります。
水分を摂り過ぎると一時的にむくみが生じたり、身体の冷えにつながる事があるので注意が必要ですが、逆に水分補給が不足しても、むくみが生じやすくなってしまうという事は意外と知られていないので、ぜひ覚えておいて下さい。
血流・代謝アップでむくみを改善しよう
むくみの大きな原因は、血流が悪くなって老廃物を含んだ水分が体内に溜ってしまうことです。
では、逆にむくみが起こりにくいのはどういう状態かというと、「血流がよく、代謝が高い状態」であるといえます。
むくみに悩んでいる人は、立ち仕事をしていたり、1日中デスクワークをしているという人が多いと思いますが、長時間同じ姿勢でいると血流が悪くなるので、むくみやすくなります。
こういう場合は一定時間ごとにストレッチをしたり、ふくらはぎのマッサージをするなどして、緊張している筋肉をほぐすのが効果的です。
ふくらはぎ等、むくみを感じる部分だけでなく、肩や首など筋肉が緊張している部分をほぐす事で、体全体の血流がアップして、むくみが改善されやすくなります。
また、身体が冷えると血流が滞るため、身体を冷やさない事も重要です。
脂質・糖質の多い食事は血流を悪くする
脂質や・糖質の多い食事は血液を凝固させやすいため、血流が悪くなってしまいます。
塩分同様、脂質・糖質の多い食事には注意しましょう。
血流を良くする食材・栄養素
◎ポリフェノール
ポリフェノールに含まれる抗酸化作用は、血中の抗酸化脂質の発生を防ぎ、血液の凝固を防ぐ効果があります。
血行をよくすることにより、老廃物が効率的に排出されるため、むくみ対策につながります
ポリフェノールを多く含む食品は、赤ワイン、ブルーベリー、カカオなどです。
◎ビタミンB1
ビタミンB1は糖質の代謝に関わる栄養素で、糖の蓄積を防ぎ、中性脂肪を減らす手助けをしてくれます。
代謝が高まれば血流循環を促し、血液をキレイにする効果も期待できます。
また、ビタミンB1は疲労回復効果もあるので、ぜひとも摂っておきたい栄養素です。
ビタミンB1を豊富に含む食べ物には、豚肉、豆腐などがあります。
◎ビタミンB6
ビタミンB6には、血液をサラサラにする働きのほか、ホルモンバランスを整える役割もあります。
そのため、女性によくある生理前のむくみにも、非常に効果があるとされているんですよ。
ビタミンB6を多く含んでいる食べ物は、マグロ、かつお、レバー、大豆などです。
老廃物の排出・デトックスでむくみを改善しよう!
むくみは老廃物のたまった水分が体内に滞留することで起こるため、老廃物を排出する動きを高めることができれば予防できるという風に考えられます。
老廃物の排出・デトックスには以下のような栄養素、食材がおすすめです。
◎カリウム
カリウムには、体液の浸透圧を調整する働きがあります。
加えて、体内の塩分量を整える作用もあり、過剰な場合は排出を促します。
体内の塩分量を正常にすることで、むくみ対策に有効です。
カリウムを多く含む食べ物としては、アボカド、バナナ、ほうれん草などが有名ですね。
◎クエン酸
クエン酸には、肝臓で脂肪の代謝を高め、体内の老廃物を分解・排出する働きがあります。
また、クエン酸を含む食品の代表格であるレモンやグレープフルーツといった柑橘類には、血行をよくするビタミンCが含まれているため、むくみ対策におすすめです。
◎ビタミンE
ビタミンEの一種「γ-トコフェロール」には、尿中のナトリウム(塩分)量を増加させ、体内のナトリウムを排出する働きがあります。
また、ビタミンEには強い抗酸化作用が認められており、体の不調の原因となる活性酸素を抑制する働きもあるため、むくみ対策以外にも積極的に摂りたい成分です。
ビタミンEを多く含む食品は、モロヘイヤ、アボカドなどが挙げられます。
◎サポニン
サポニンには利尿作用があり、体内の水分量を調節する働きがあります。
余計な水分が排出されることにより、むくみ対策につながるんですね。
サポニンを多く含む食べ物には、ごぼう、小豆、にんにくなどがあります。
まとめ
むくみには様々な原因がありますが、原因と対処法がわかっていれば、早めに改善することができます。
ただし、慢性的なむくみは簡単には改善できないため、対処法として利尿作用を持つ「ラシックス」などのお薬を活用するという選択肢も考える必要があります。
ラシックスは医薬品ですが、個人でも購入可能なお薬です。
なお、ラシックス通販サイトはいろいろありますが、特におすすめなのは「78ショッピング」ですので検討してみてください。